はてなブログに引越します

はてなが「はてなブログ」をリリースし、一部の限定公開後、一般公開されると僕は待ってましたと言わんばかりに「はてなブログ」のアカウントを取得していたのです。とりあえず話題の「はてなブログ」の枠はおさえようと。でも、今使用している「はてなダイ…

新聞販売所、インターネット、生き残る

前回の続き。ミニコミの依頼元である新聞販売所の話をする。 新聞の販売所というのは、新聞を配達している人の事務所で、いわゆる新聞社とはほとんど関係はない。大手自動車会社が、小さな工場に下請けを出してるのと似てるだろう。また、ここで働いている人…

ミニコミ紙、語るべき言葉、ハッピー・ワード

昔、新聞折り込みのミニコミ紙をつくっていたときの話をする。 町の中にあるラーメン屋さんとか定食屋さんとか花屋さんとかに取材をして、「このラーメン屋さんは、昔ながらの味わいと、ご主人の親しみやすい笑顔が特徴。地域密着、今年でなんと30年目をむか…

『竹下佳江 短所を武器とせよ』感想

僕が最初、この竹下というセッターを観たとき「ほほう」と目を奪われはしたが、正直好きになれなかった。上手いけど雑だとか、攻撃的だけど無駄が多いとか、中学レベルの知識でダメ出しをしながら観戦していた記憶がある。2003年のワールドカップの頃だろう…

京都について〜僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

僕は元々(という言い方が適切かどうかわからないが)、京都に進学する予定だった。 どういういきさつがあったか覚えていないが、高校のときずっと「志望校は立命館大学だ」と豪語していた。立命館に決めた理由は、発音したときの響きや字面がかっこいいから…

カフカ著『城』感想

フランツ・カフカの『城』を読むのはこれで3回目か4回目になる。カフカの代表作といえば、朝起きたらなぜか巨大な虫になっていたという理不尽さが宇宙級の『変身』で、本当に衝撃的だった。キテレツな舞台設定だけでなく、物語全体に漂う、閉塞感、息苦しさ…

京都に行ってきたんだ。

▼京都タワー ▼北野天満宮 ▼仁和寺 ▼京都大学 ▼八坂神社・円山公園 ▼京都市動物園 ▼平安神宮 ▼哲学の道・銀閣寺 ▼清水寺 ▼京都駅

『村上春樹 雑文集』感想

インタビュー集に続けて読んだ。筆者の言う、苦手な喋りと専門分野である文章という違いはあれど、同じ人間の主張なので、より深く村上春樹という人物の核のようなものを感じ取れたと思う。そして、この2冊のハルキ本を読んだ結果、無性に外国文学を読んでみ…

ニコルソン・ベイカー著『中二階』感想

なんともかんとも不思議な小説だった。主人公の頭の中で思い描いている事柄すべてを文章に書き起したというような内容。でもそれはとてもリアルに描写されており、ああ、確かに自分の頭の中でも、オフィスを歩きながら、誰かと話しながらもこんなこと考えて…

『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』感想

物語を体験するというのは、他人の靴に足を入れることです。世界には無数の異なった形やサイズの靴があります。そして、その靴に足を入れることによって、あなたは別の誰かの目を通して世界を見ることになる。 昔、急遽フォーマルな皮靴が必要な用事ができ、…

35歳ルールその2、捨てる、もったいない?

35歳を目の前にして、もうお酒は飲まないようにしたと書いたけど、同じように、最近もう1つ新たに設けたルールがある。何か物を購入したら、今所有しているアイテムを手放す、処分するようにするといやつだ。つまりこれ以上、持ち物を増やさないというのが目…

村上春樹著『回転木馬のデッド・ヒート』感想

■「プールサイド」 35歳になった春、彼は自分が既に人生の折りかえし点を曲がってしまったことを確認した。 いや、これは正確な表現ではない。正確に言うなら、35歳の春にして彼は人生の折りかえし点を曲がろうと決心した、ということになる。 もちろん自分…

春と地下鉄

毎年春と呼ばれる季節になると判で押したように思い出す、というか、僕が求めることがある。プロ野球の開幕や、飛び交う花粉や、意味のわからない強い風や、不自然に真新しいスーツや、義務的に設定される野外での飲み会などでは、僕の中では、春がきたぞと…

『走ることについて語るときに僕の語ること』感想

個々のタイムも順位も、見かけも、人がどのように評価するかも、すべてあくまで副次的なことでしかない。僕のようなランナーにとってまず重要なことは、ひとつひとつのゴールを自分の脚で確実に走り抜けていくことだ。尽くすべき力は尽くした、耐えるべきは…

3月の読書メーター

3月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2017ページナイス数:12ナイス夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです「喋るのが苦手」ということもあってか、同じ内容でも、文章とはまた違うトーンが味わえた。また、昔の作品はもちろん、カポーティや…

2002-2012

10年である。 2002年は、僕にとって記念すべきニートな1年で、はじめて普通に働いた仕事も辞め(そもそもアルバイトという身分だったが)、何もすることがなくなったので、とりあえずホームページでもつくろうってことで立ち上げたのがこのサイト。4月1日、…

脱アルコール

今年に入って、つまりは2012年になって、お酒を飲まないようにしているんだよね。とはいえ、ばつっと辞めてしまうのは無理だろうし(どちらかといえば外的要因的に)、「月に1回だけの飲酒」という制限の中でやりくりするようにしているんだよ。まあまだ3月…

チャップリン「独裁者」感想

少し前にテレビ番組でちらっと取り上げられており、気になったんで全編観てみたんだよね。ちなみにこの映画は、ヒトラーやナチスの世界を中心に描かれた内容なんだけど、アメリカで初公開されたのが1940年というのがミソなんだよね。というのもね、公開前年…

ライフイベントにて

facebookのライフイベントを作成していると、一つの傾向を発見したんだよね。僕のライフイベントは、どういうワケか偶数年に集中してるってことだよ。まあ、思いついたものを適当に登録してるだけだから偏った情報でしかないんだけど、特筆すべき事柄って偶…

『石川直宏 まっすぐに平常心』感想

国分寺にいた頃、厳密には小平市民だったので、いつしかFC東京を応援するようになっていたんだよね。理由は、FC東京は小平に練習場を持っていて、地元のチームという感じがしたからだよ。Jリーグって地元のチームを応援するみたいな空気だろ。 僕は元々は柳…

『社長のデザイン』感想

「制作」という現場で仕事をするようになって、デザイナーっていう職種はかわいそうな役回りだなと思うことが多かったんだよね。というのもね、デザインっていうのは、猫も杓子もダメ出しを入れてくるわけさ。「もっとポップに」「なんかパッとしない」「赤…

乙一著『箱庭図書館』感想

僕は、乙一氏をリスペクトする作家の一人として崇めてるんだけど、最近どうも違和感を感じることがあるんだ。それは、氏が時折みせるユーモラスな一面(文体)ってのが、どうも受け付けられないんだよ。もう徹底してシリアスで、せつない物語だけ描いてほし…

第28回金沢ロードレースに出たんだ

3月18日金沢ロードレースの10キロの部に出たんだ。初出場なんだ。 しちめんどくさいから、最初に君に結果を教えておくよ。これまでの記録もまとめてね。 ▼10キロ記録 2012.03/18 49分58秒 2011.11/13 50分35秒 2011.09/11 58分24秒 2010.09/12 57分27秒 2009…

『広告コピーってこう書くんだ!読本』感想

昔、ミニコミ紙なんかをつくっていた名残みたいなもので、こういう類の本は手にとってしまうわけで、まあ今でも目を通してみると、とても勉強になるんだよね。だから、定期的に読んでしまうだよね。で、読み終わってから、さあいざ実践してみようといたとこ…

卒業式で感じたこと

3月10日、今年も中学校の卒業式に、ちゃべちゃべと顔を出したんだよね。で、そこで思ったことを徒然なるままに書いてみるよ。 まずね、「祝辞」として、学校長、教育委員会、PTA会長の御話があるんだけど、コレ、長いよね。まあ、「御挨拶」ってモノ自体が長…

映画「ヒミズ」感想

園子温監督作品ということで観てみたんだ。何年か前の「紀子の食卓」がすこぶるエキサイティングだったからね。まあ最近「恋の罪」ってのもやってて、東電OL事件をモチーフにしてるってからおもしろうだとは思いつつも観逃したんで、こっちは忘れずに観に行…

3月3日に前職の7周年パーティが行われるってんで、日帰りで東京に出かけたんだよね。まあ、もう少し詳しく説明しておいた方がいいかな。単に7周年ってくらいじゃ、わざわざ東京まで出ていかないよね、さすがに。つまりは、前職の会社の事業の譲渡が決まり、…

かほく市制施行記念継走大会に出たんだの続き

そういえば、4日の駅伝で一つ書き忘れたことがあったから追記するよ。 僕が第一区を走ったことは説明したよね。で、駅伝で走り終わったランナーってのは、あらかじめ準備されていたバスに乗せられてゴール地点へと運ばれるシステムなんだよね。てなわけで僕…

かほく市制施行記念継走大会に出たんだ

2012年の初レースは、3月4日の「第8回かほく市制施行記念継走大会」だったんだよね。長ったらしい名称だけど、つまりは駅伝だよ。んで、4人で13.5キロを走る駅伝ね。 僕は「チーム金港堂B」の第一区を走ったんだよね。第一区ってのは自分で希望したんだけど…

2月の読書メーター

2月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:1814ページナイス数:9ナイス今さら人に聞けない はじめての経営 (アスカビジネス)テーマ別に小さくまとめられているので、ピンポイントで理解しやすかった。ただ当然内容はライトなものなので、これ一冊…