アメリカ人にちなんで、広島でアメリカンロック

◆カープVSマリーンズ戦を「アメリカ尽くし」に−BGMは全曲ロック<広島経済新聞(2007.05/28)


 広島エフエム放送広島市南区皆実町1)は5月30日、広島市民球場広島東洋カープ×千葉ロッテ・マリーンズ戦」の試合で行われる音楽企画「ALL-IN AMERICAN NIGHT!」に企画参加する。


 同企画は、昨年の「モーツアルト1 DAY」に続くもので、両チームの監督がアメリカ人ということにちなんで企画されたもの。試合前、試合中に流すBGMを50〜60年代を中心とした「アメリカンロック」で構成する。また、当日は球場内で販売するビールをすべてアメリカ産のバドワイザーにするなど徹底して「アメリカ尽くしの1日にする」(同社)という。試合開始は18時。


 僕はこういうアメリカ的な発想が結構好き。“両チームの監督がアメリカ人ということにちなんで企画されたもの”というざっくりした加減のこじつけ感が、心地よい。


 まあ、野球というものさしを使って見ても、日本とアメリカって考え方とかスタンスが違うもんだな、ってすごく思う。日本人は、きちきちしてて型にはまめるのが好きで、アメリカというのは、よくも悪くもアバウト。球場の形にしても、不規則というか、まちまちというか、適当につくってんじゃネーの? みたいな。フェンウェイ・パークのグリーンモンスターなんて、あんなの日本じゃありえないよね。「右打者にとって不利なのではないか?」って裁判沙汰になりそう。てか、アメリカ人は、こーゆートコでは裁判にしないんだね。他にも、ある人物を称えて全員背番号が「42」になったりとか、なんかの記念日にユニフォームが一変してたりとか。そういった遊び心を一括りにして、アメリカン・ジョークっていうのかな。だから、ボブ・デービッドソンのようなアンパイアも出てくるのがわかる気もするし、しゃーねーよと思う。自由の国だし。


◆広島東洋カープ
◆広島市民球場デート通.jp