Entries from 2011-09-01 to 1 month

「天国にいちばん近い島」感想

まず説明しておくとね、僕らは去年の9月にニューカレドニアに、そして「天国にいちばん近い島」とされるウベア島に行ったんだよ。だから、1年経って、後追いでこの映画を観てみることにしたんだ。 映画「天国にいちばん近い島」は1984年の作品だそうで、まあ…

復興と命と食べること

少し前にテレビを見ていたら、震災にあったどこかの港町の漁師さん達が漁業で復興するぞみたいな感じで出てたんだ。んで、今年もおいしい魚がたくさんとれました、ぜひ食べてください、みたいなことを力強く語ってたんだよね。 たしかに多くの犠牲者が出てし…

『最高齢プロフェッショナルの教え』感想続き

この本を読んでいて、一つ大いに気になったことがあるんだ。年寄りの話は聞いておけよと言ったくせに、どうも納得いかないというか疑問に思ったことがあったんだよ。 それはね、「“好き”だからここまで続けられた」とか「“好き”なことを見つけて、それを続け…

『最高齢プロフェッショナルの教え』感想

■『最高齢プロフェッショナルの教え』>現役最高齢「ピアニスト」室井摩耶子 89歳(2010年時点) (前略) 若い人は結果を早く出したいと思うかもしれませんが、早く完成させる必要はまったくありません。 例えばコンクールで入賞して25歳で華々しくデビュー…

足を組まなくなってどうなったか

昔、健康系の記事を書く仕事をしてときに、「足を組むのは良くない」って教えを受けたんだ。何に良くないかというと、健康に良くないってことだよ。つまりさ、足を組むときって、必ずどちらかの足を上、その反対の足は下って、その人の中で決まっちゃってる…

金沢ジャズストリート2011を観て

もう終わってしまったイベントを紹介しても仕方ない気がするけど、「金沢ジャズストリート2011」は、とても良いイベントだったと思うね。というか、19日に出演した2〜3のバンド、グループしか観てないけどね。 ちょうど僕が観たのは、小中学生のジャズ・バン…

道尾秀介 著『向日葵の咲かない夏』感想

ひっさしぶりに小説というものを読んだんだけど、これは充分過ぎるほど堪能できたね。 乙一を思い起こす不気味な世界観、気色悪い心地良さに圧倒されたよ、まったく。まあ、この手の小説は、何を書いてもネタバレになるので自重するけど、「だまし絵」のよう…

空気を読み過ぎると、空気みたいな存在になる

◆なぜいまどきの大学生はバカなのか<bluelines (2011.09/06) (前略) 「どうしていまどきの大学生は、面接の場で自分の頭で考えたことを表現することができないのか?」最も大きな原因の一つは、「自信の無さ」あるいは「怯え」ではないかと思う。 (中略…

ディケイド

2011年9月13日 34歳。金沢。結婚後、マンション暮らし。年相応(多分)に働いている。数年前に比べ人付き合いや外にいる時間が相当減った。地方都市なのでやむを得ないし、自分が結婚した、またはまわりがみんな結婚してることもあるだろう。ただ、地元とい…

今年も10キロマラソンに出たんだ。

今年も城下町ハーフマラソンの10キロの部に出たんだ。これで3回目になるね。 しちめんどくさいから、最初に君に結果を教えておくよ。 記 録 58分24秒 (←2010年:57分27秒) 総合順位 412位/1049人中 (←367位/865人中) 種目順位 105位/222人中 (←100位/21…

サルでもわかるラグビー講座

今日からラグビー・ワールドカップがはじまるんだよね。なでしこも一区切りついたことだし、ぜひ君にはラグビー観戦を楽しんでもらうことをおすすめするよ。 てか、かくいう僕も正月の大学ラグビーしか観てないから、たいして詳しいわけでもないけど、簡単に…

ラグビー・ワールドカップ開催前に思うこと

9日からラグビーのワールドカップがはじまるんだってさ。ところでさ、君はこのラグビー・ワールドカップってものにどれだけ興味があるかな。例えば、女子のサッカー五輪予選、それからインターバルはあるけど男子サッカーのW杯3次予選、もう終わってしまった…

ナイスプレーは2度観られない

■北國新聞>時鐘 (2011.09/05) 根っからのサッカー好きも、気まぐれな「にわかサポーター」も気をもむ日が続く。テレビ観戦もいいが、カターレ富山、ツエーゲン金沢の地元勢が頑張っているので過日、久しぶりに応援に出掛けた。 大勢の地元の応援団に交じっ…

「読書」ってなんだろう?

きのう図書館に返却したんだけど、テレビでもおなじみの齋藤孝さんの『人はなぜ学ばなければならないのか』って本は、なかなかおもしろかったよ。でもね、ひとつひっかかったことがあって、この本の中で齋藤氏は、しつこいくらいまで「読書すべし」と「読書…

齋藤孝著『人はなぜ学ばなければならないのか』感想

日本人が読書に費やす時間は、困ったことに減る一方です。 (中略) もちろん、気になる情報はインターネットでまめにチェックしている、友だちとは携帯電話でメールをひんぱんにやりとりしている、という人は少なくないでしょう。こんな人は、文字そのもの…