Entries from 2007-08-01 to 1 month

残念だった文庫

◆古川日出男 著『サウンドトラック〈上〉』<Amazon.co.jp 集英社のミツバチ・ストラップ要因として購入したのだが、なんかイマイチ。下巻も買ったのにな……。また、いつか気が向いたら読む。

残念だった映画

◆映画『伝染歌』 - 歌えば死ぬ。 観に行くことが決まってから、AKB48主演の映画とわかり、あげく脚本も秋元康ということが判明し嫌な予感がしていたのだが、はたしてその通り残念な仕上がりだった。まあ、別にAKB48も秋元康も嫌いなわけじゃないけど、わざわ…

エンドストーリーは突然に

◆山本文緒 著『みんないってしまう』<Amazon.co.jp 短篇集だがおもしろかった。何がよかったかというと、どの物語もとても歯切れのいい唐突な終わり方をしている部分。短篇ってのは、短いページ数のなかでどれだけ読者を引き込むか、そして引き込みきったと…

yahooのトップが変わっている件について

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最近夜見ると変わってるんだよね。こっちの方が洗礼されてる気がするけど、悪い意味でどこにでもありそうなポータルっぽくも見える。 ◆Yahoo! JAPAN

かるたの温度感

◆村上春樹 著『村上かるたうさぎおいしーフランス人』<Amazon.co.jp 図書館から借りてきた。 まあ、何と言えばいいのかわからんが、こんなもの企画して、本にして出版して、書店に並べるなんて、村上春樹しかできないワザなんだろうな。「くっだらねー」と…

iTune昨日購入した曲

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■RIP SLYME - NETTAIYA (熱帯夜) (NEW!!!) CM見たときオレンジレンジの曲かと思ったけど、リップスライムだったのね。とにかく中毒性ありで、今の自分にもマッチしてる気がする。てか、俺もミーハーになったな。 ちなみにうようよ出てくる女の子はAV女優さん…

今日衝動買いした本

◆のり・たまみ 著『へんなほうりつ』<Amazon.co.jp 女体盛りは食品衛生法違反とする。――中国 郵便ポストにアイスクリームを入れてはならない。――日本 酔っ払いからゴムを買ってはならない。――アメリカ・ワイオミング州 ハトをビックリさせてはならない。――…

そうだ、蘘國神社へ行こう

僕は野球では右投げ右打ちだが、政治に関しては右でも左でもない。でも、まわりの人間にド右がいるので、就業時間が終わったあと、蘘國神社へ行くことになった。僕的にはピクニックにでも行くような気分だった。 「やべ、俺、今日(ニューヨーク・)ヤンキー…

泥沼的三角関係

◆三田誠広 著『永遠の放課後』<Amazon.co.jp 微妙かと……。まあ、好き嫌いはあるだろうけど。 とにかく、この話に登場してくるキャラクターは皆、男2人と女1人という3人ワンセットでくくることができる。で、当然男同士で1人の女を取り合う、まあ女の方…

ビールと私

いい加減ビールばっかり飲むのはやめようかと思っている。僕にとって、やはりビールが一番おいしいのだが、次の日に残る。年齢的な理由だと思うが、朝の目覚めがムカムカするのだ。村上春樹の何かの小説のどこかのページにも「ビールは学生と肉体労働者の飲…

あの頃僕らは12歳だった

金沢で同窓会があった。同窓会といっても高校でも中学でもない、小学校のクラス。まあ、普通あんまないよね、小学校の同窓会なんて。でもまあ、やっちゃダメなわけでもないから、声かけて、先生含め11人集まった。不思議なくらいみんな変わってなかった。 副…

やれば出来る子、栽培中

◆やれば出来る子。<サエコオフィシャルブログ 『サエコ栽培』(2007.08/05) ◆ダル&サエコ“でき婚”今秋にも<スポニチ Sponichi Annex(2007.08/08) 交際が明らかになったばかりのダルビッシュ&サエコ。このまま一気に“できちゃった婚”という、150キ…

2度目のグランド・フィナーレ

◆阿部和重 著『グランド・フィナーレ』<Amazon.co.jp 2004年下半期、第132回芥川賞受賞ということで、まあタイトルもきれいなので買ってみた。 で、読んでるうちになんとなくその舞台設定にデジャブのような感覚をおぼえ、仕舞いにはディテールに関しても「…

ダメ男を好きになる女についての話

◆角田光代 著『みどりの月』<Amazon.co.jp 角田さんの作品は舞台設定が好きなので、ついつい買ってしまう。『みどりの月』も『幸福な遊戯』と同じようなルームシェアもの。 で、この話の主人公が好きになる男が稀代のダメ男で、なんとなく魚喃キリコを思い…

せめて少しはカッコつけさせてくれ

◆阿久悠さん死去 作詞家、「正論」メンバー 70歳<Sankei WEB(2007.08/01) 「また逢う日まで」「勝手にしやがれ」など5000曲以上の歌を作詞し、昭和40年代後半から50年代の歌謡曲の黄金時代を牽引(けんいん)した作詞家で作家、阿久悠(あく・…