どうせ書くことないから4年前のエントリーをコピペ


 今日は4年に1度の閏年の日。


「なぜ、2月の日数だけが半端に少ないのだろう?」って思っている人も少なくないはず。これには色々な説がありますが、最も有力なのは、大昔、古代ローマ帝国皇帝とかの時代に決められたとされています。この時代は3月がはじまりの暦だった、つまり1年は3月からはじまるとされていたのです(学校が4月からはじまるのと似たような感じ)。当時の偉い人は、1年の365日を3月から順番に、31日の月と30日の月に分けていき、最終月の2月に端数の28日分を割り振ったのです。年末調整ですね。そして4年に1度の閏年には、ちょっと少ない2月に1日が加算されるのです。


 ちなみに、現在は『グレゴリオ暦』というのを使用しており、この歴は400年でひとまわりするようになっています。つまり400年周期で日にちの並びと曜日の並びがまったく同じになるというわけです。そしてその中で97回の閏年があります。


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 閏年は4年に1度と言われていますが、400年に3回だけ例外があるのです。最近で言えば1900年は順番的には閏年なんですが、2月は28日までしかありませんでした。閏年というのは季節と日にちが常に一致するようにと設けられた“微調整の日”“例外の日”なので、微調整しなくてもいい年もあるということなのです。


 ちなみに次に、順番的に閏年ですが2月の日にちは変わらず、という現象が起きるのは2100年。みなさん長生きしましょうね。


◆どうして2月は短いの? 閏年は、4年に1度ではない<Not Found(2004.02/29)
◆8月が31日まである理由<Not Found(2004.08/31)