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■スイッチピッチャーVSスイッチヒッター

　2本目の動画について。通常野球では、右バッターというものは右ピッチャーに不利なのである。ということは、右バッターは左ピッチャーに有利ということでもある。バッターにとってのピッチャーの球の出所の見やすいか否かという視点からの考え方だ。ということで、器用なバッターはピッチャーに合わせてバッターボックスを変えることもある。つまり右ピッチャーのときは左バッターになり、左ピッチャーが出てきたら右バッターになる。これをスイッチヒッターと呼ぶ。アストロズの松井稼頭央やロッテの西岡剛、横浜の金城龍彦なんかがそのスイッチヒッター。

　で、打つほうは練習さえすれば両方で打てるようになるのだが、投げるほうはなかなかそういうわけにはいかない。なので、バッターに合わせて、投げる腕を変えるスイッチピッチャーなんて存在しないというのが一般論。ちなみに日本プロ野球でのスイッチピッチャーは近田豊年投手（1988〜91年）ただ1人。だが、1軍での登板は1試合1イニングのみで、左で投げる機会しかなかった。やはりスイッチピッチャーの存在なんて河童の存在くらい眉唾ものでなのである。――しかし勃発してしまったスイッチピッチャーVSスイッチヒッター。これは2008年6月20日のアメリカ、マイナーリーグの試合の様子らしい。

　1本目の動画について。これ、ゲータレードのコマーシャルなんだって。まあ、キャッチャーの仕草がちょっと不自然だよね。まあ、それにしてもいい映像だよね。