ルイ・ヴィトン、東京ガイドブック、ブランドオフ

◆「ルイ・ヴィトン」が「東京ガイドブック」 「ミシュラン」と一味違う選択基準<エキサイトニュース (2008.10/28)


フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」から、東京版ガイドブックが発売される。高級ホテルや有名レストランが紹介される一方、カプセルホテル、銭湯、神田の古本屋といった庶民的な店も載っている。同じフランス発の「ミシュランガイド」とは一味違った、「ヴィトン基準」で選ばれているのだという。
11月1日に発売、4200円
(略)


東京版で紹介されているのは、「ザ・リッツ・カールトン東京」「ザ・ペニンシュラ東京」などの高級ホテルや旅館、有名レストラン、人目につかない隠れた名園など。高級店が中心だが、「カプセルホテル」や江戸時代から続いている銭湯、神田の古本屋といった、庶民的な店も載っている。さらに、秋葉原の電気街や、欧米人に注目の「オタク文化」にもスポットを当てる。

10月28日に放送されたフジテレビ系情報番組「とくダネ!」によると、紹介文もユニークだ。「カプセルホテル」はこんな風に紹介されている。
「プラスチックやグラスファイバーでできたカプセルの中で寝る。このとっぴなアイデアスタンリー・キューブリック監督の大作『2001年宇宙の旅』やリドリー・スコット監督の恐るべき『エイリアン』といったSF映画に出てくる未来派的カプセルを連想させる。日本では冒険ができない代わりに、こうしたカプセルでの冒険旅行を楽しんでいるのだろうか」
(後略)


 秋葉原のカプセルホテルや、浅草の銭湯なんかも紹介されているというセンスに僕はノックアウトされちゃったんだよね。だって普通、外人が好むトキョウ・シティなんていったら、浅草とか築地とかそういうのが思い浮かぶよね。そういう下町っぽい、「古き良き」ってやつさ。ところが、『東京ガイドブック』にはカプセルホテルが載っちゃてるんだから、まいっちゃうよね。なんでも編集者たちが、自分の足を働かせてセレクトしたというからすばらしいじゃないか。さすが世界のヴィトン、って思ったね。これはまじめな話。


 そういえば、こないだ書店に並んでた「DIME(No.20)」にも、「京都・奈良以外のニッポンの魅力に外国人が気づき始めた」とかいって、外国人観光客がイチオシする日本の観光スポットとして、ニセコ、白馬、黒部、石垣島・離島、南紀あたりが写真まで使って紹介されてたんだよね(「JATO(日本政府観光局)訪日外客実態調査2006-2007 満足度調査編」よりDIME独自分析)。つまりさ、外人を見かけたからといって、そいつらはみんなゲイシャやサムライが好きと思ったら大間違いってわけさ。世の中はどんどん変わってるってわけだよね。


 ところで、ルイ・ヴィトンといえば、かれこれ僕が1ヶ月前からはじめた仕事で、毎日見たり触ったりしているわけさな。そもそも僕は、ブランドが好きというわけでもないし関心もなかったわけだけど、毎日ヴィトンの財布やカバンを見てると、それなりにその魅力を感じなくもないんだよね。まあその辺のセンスというか、風格がヴィトンがヴィトンである所以みたいなもんだよね。所以。読めるかな、「ゆえん」だよ。とにかく、僕は中古品を取り扱っているので、試しに休めの中古ブランドなんかをさっそうと持ち歩いてみたいと思ったら、アクセスしてほしいんだ。もちろん、君がそう思えばだけどね。


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◆モードオフもいいけどブランドオフもいいかもしれない<ブランドファッション通信 (2008.11/18)