音楽のチカラ、ウォーク・アンド・ラン、シャッフル
僕はね、中学や高校のときなんかからずっとウォークマン的なものが嫌いだったわけだよ。つまりさ、音楽を聴きながら道を歩いたり、バスに乗ったりなんてのがしっくりこなかったってわけさ。そういうね、ながら行為は音楽に対して失礼だとね。だからiPodが一世を風靡しても、たいした興味はなかったね。パソコンで音楽を再生する負荷を減らすために一応買ってみたくらいの温度感だったね。
でもね、今日、ヒザが痛くてもう長いことランニングしてないから、音楽でも聴きながら走ったり歩いたりしてみることにしたわけさ。ちょっと思い立ってみたってことだね。でさ、iPodをポケットに入れて、シャッフル・モードにしてスタートしたわけさ。てなもんで、今日のセット・リストでも紹介するよ。
1.小谷美紗子「Stay」
いきなり名バラードだよ。これまたまいったね。iPodもにくいシャッフルをしてくれるよ、まったく。小谷美紗子を知ってる人は少ないかもしれないけど「さよなら、青い鳥」のBGMと言えばピンとくる人は多いかもね。いやまた、この曲を聴きながら夕方の犀川河川敷を歩くと、ぐっとくるものがあるよね。ぐっと。
■さよなら、青い鳥
2.星グランマニエと東京シュガー・ボーイズ(from氣志團)「Sugar Boy」
ユニコーンのカバー曲だね。この気だるいアレンジは、なかなかイカしてると思うよ。なかなかね。
3.ジャミロクワイ「Virtual Insanity」
これまた説明もいらない神曲だね。こういうミドル・テンポの曲が続くと安心して運動することができるよ。
4.ディープ・パープル「Hush」
そして一転、ハード・ロックだよ。今日聴いた曲の中では、一番エキサイトしたね。でもあとから家に帰ってきてもう1回聴いたときは、たいしたことなかったね。つまりさ、「Hush」は野外向きのミュージックってことだね。これは新しい発見だよ。音楽には、2種類の音楽があるってことだね。家で聴くのに適した音楽と、屋外で聴くと盛り上がる音楽があるんだよ。知ってた?
5.ビートルズ「I Me Mine」
この手のビートが変わる楽曲もウォーキング向きだよね。さすがビートルズってとこだよ。
6.印空線「風鈴鳴り止まず」
7.印空線「インクライン」
まさか印空線が2曲続けてくるとはね。たまげたね。印空線は僕が昔やってたバンドだよ。これで「インクライン」と読むんだよ。君もこれを機に覚えておくといいよ。まあ、どこ探しても音源はないと思うけどさ。
8.ミスチル「君が好き」
ラブ・ソングもどっこいラン中のBGMには、悪くないね。うん、悪くないんだよ。
9.シャム・シェイド「Young,Younger,Youngest」
10.ジャミロクワイ「Travelling Without Moving」
1セット目のランを終えてウォーキングに切り替わったところで、この曲さ。心拍数が上がってるから、とてもゆっくりに感じたね。あの「Travelling Without Moving」がゆっくりにだよ。いやはや、それでもこのグルーグはさすがよ。
11.YMO「NICE AGE」
12.ビートルズ「Good Day Sunshine」
14.Lumiere「Story」
15.ポリス「SynchronicityII」
ポリスこそ外で聴くと感動するよね。壮大さを感じるわけさ、スティングの歌はね。これは知っておくべきだと思うよ。
16.ジャミロクワイ「Black Capricorn Day」
17.ユニコーン「俺の走り」
正直このあたりになってくると後半戦てなもんで、あんまり覚えてないんだよね。つまり、何が流れようと、走ることで精一杯なわけさ。正直、音楽なんてどうでもよくなってるんだよね。まあそれでも、何かしらの癒しのエーテルをレシーブしてるんだろうけどね。
18.Chick Corea「All God's Chillun Got Rhythm」
で、終了。「ウォーク2.1キロ、ラン2.2キロ」×2セット。ランの時間だけだと27分くらいで、まったくのろいわけだけど、まあ音楽聴いてたおかげか、しんどさや苦痛は感じなかったかな。で、結論としてはだね、ウォーキングやランニングをする際には、音楽ってのもがあっても悪くないなと思ったわけさ。まあ悪くはないってレベルで、絶対に必要とまでは言わないけどね。