24時間野球に出てきた

■24時間野球 92イニング 90-88で西軍勝利北國新聞 (2009.08/31)


 県日曜協会設立10周年を記念して内灘町野球場で29日から行われていた「24時間マラソン野球〜新たなるスタート」(同協会、本社主催、テレビ金沢特別協力)は30日、九十二回表で終了し、西軍が勝利した。東西両軍合わせて総勢1800人が出場、長丁場の熱戦を終えた。
 試合は金沢ナイター野球連盟38チームの東軍と、銭五・志賀町・金沢ミナト・金沢サンデー計49チームの西軍に分かれ、29日午後7時に始まり、九十二回表、西軍攻撃中の3人目の打者で30日午後7時を迎え、終了した。
(中略)
 テレビ金沢24時間テレビチャリティーに合わせた企画で、会場には募金箱が置かれ、三振、エラーのペナルティ募金や模擬店の収益の一部などを合わせ、同社に届ける。
(後略)



 もちろん、僕はこの24時間マラソン野球に出場したんだよね。まあ24時間野球っても24時間の間に選手が入れ代わり立ち代わりで、リレーしてく形だから「マラソン野球」っていうより「駅伝野球」っていう方がしっくりするような気がするけどね。まあどっちでもいいけどね。そもそも「新たなるスタート」って何だよって、そっちの方が気になるしね。


 まあとにかくね、僕らの出番は最後の最後の2時間という、ある意味おいしい枠だったんだ。球場についたときには、もうすでに82回の裏とかで、86回くらいから前のチームと入れ代わってアンカーを務めたわけさ。まあ僕の成績は、サードゴロ・ゲッツーとフォア・ボールだったけどね。で、エラーもしたから100円募金する羽目になったよ。まったく。


 で、24時間達成の瞬間は、運営側の意図として、それなりにカッコイイ場面にしたかったらしく、「ピッチャーはゆっくり投げろよ! ゆっくり!」「バッターはぜったい打つなよ! アウトになるなよ!」と罵声にも近い指示が飛び交い、けっこう殺伐としてたんだよね。まあその甲斐あってか、ちょうど最後のバッターが(見逃し)三振の瞬間に24時間を迎えたサイレンが鳴り響いたってわけさ。その割には、記事には「九十二回表、西軍攻撃中の3人目の打者で30日午後7時を迎え、終了した」とだけしか書かれてないけどね。


 とかなんとかあって、閉会式的な写真にバッチシ写ってるんだよ。まあウチのチームの誰だかわかんないけどね。最後にのこのこやってきて、締めの瞬間に立ち会えるのってのは、なかなか悪くないね。たいしたことしてないのに、それなりの達成感はあるってやつだね。こういうバカらしい企画ってのは、どんどんやっていった方がいいと思うんだ。まじで。