踊って、歌って、牡蠣食う冬


 僕のまわりでは、空前の「魚ブーム」なるものが起こっていて、時計の針がその日2度目の1時を差すあたりになると「腹減った〜」の代わりに「魚食いて〜」という悲鳴が飛び交っているくらいなのだ。んで、季節柄、牡蠣への注目度も急上昇中なのである。


 で、僕はというと大の貝嫌いで有名なのだが、世の中には必ず例外というものがあり、牡蠣に関しては大好きなのである。この辺のロジックは自分でもよくわからないが、アサリやホタテは見ただけでも吐き気を催すが、あのグロテスクなビジュアルの牡蠣に対しては、見ると摘まんでじゅるりと食べたい気を催す。カレーのココイチでも2月までの限定メニューとして登場していたし、こういった“冬だけ”感が、牡蠣の価値を上げてるのかもしれないね。


 で、そんな今が旬の牡蠣なんだが、今年は特に活きのいいおいしい牡蠣を食べる機会が増えるかもしれない。というのも「C☆NA&カーキーズ」というグループが登場し、牡蠣の応援ソングみたいなものをリリース。広島漁連や「めざましテレビ」の見学奈緒さんからもバックアップされて全国PR展開中なのである。


■カキのうた(おりじなる)


■カキのうた (見学奈緒)


 歌っているのは、2005年に『アニー』主役アニー役を務めた、石丸しいなという女の子。んで、振り付けはラッキー池田だとか。


 牡蠣というとなんだか妖艶でオトナなイメージがあるのだが、PV見る限りはターゲット層は子どもなのかな。まあ、子どもが歌を覚えて、カキカキ歌ってれば「今夜は牡蠣にしようじゃないか」「そうね、牡蠣鍋にでもしましょう」と影響力も大きいだろう。


 特にこの冬、広島からは、看板的存在のエースと4番が大きく羽ばたいているので、この勢いに乗って、牡蠣や「カキのうた」も全国、はたまた全米にまでもヒットしてくかもしれないね。


◆C☆NA(シーナ)&カーキーズ
◆C☆NA(シーナ)&カーキーズ 「カキのうた / カキシチューのうた」Yahoo!動画