ひこにゃんが現れた@彦根城
僕は少し前まで、ひこにゃんというキャラクターのことは知っていたが、彦根という街がどこに存在しているのか皆目検討もつかない人間だった。よくよく調べてみると、彦根とは滋賀県にあるらしい。琵琶湖のほとりだ。金沢からは、金沢西インターより北陸自動車道に乗り、米原ジャンクションで名神高速道路に接続し、休憩込みで150分くらいで行くことができる。ということで、出かけてみた。
ひこにゃんは1日3回、彦根城の特定スポットにその姿を現すらしい。
◆スケジュール:ひこにゃん特設サイト<井伊直弼と開国150年祭・彦根市
朝、金沢を出て昼前に彦根到着。彦根城横の「ほっこりカフェ 朴」でランチを済ませ、13時30分のひこにゃんタイムに天守閣広場へ。所定時間の15分ほど前から、スタッフの人が拡声器でひこにゃん登場の呼びかけをはじめるとざわざわと人垣ができはじめ、もう小さい子ども連中は高まる期待を抑えきれない有様だ。
ひこにゃん以前。
で、待つこと10分前後。渦中のひこにゃんは、どんな登場をするかと思えば、普通にうしろの方から、のっしのっしと歩いてくるだけである。
登場。
ひこにゃん以後。
ずん。 ずんずん。 ずんずんずん。
みんなの人気者。子どもだってカメラを構えます。お父さんだって写メります。
しかし個人的な感想としては、いささか物足りないというのが正直なところ。というのも、イラストの方がリアルより俄然シュールなわけである。本物は客に媚びてる風で少し気に障ったところもある。ドアラを見慣れてることもあってか、正統派のキャラクターにはどうしてもアンニュイを感じてしまうわけだ。でもまあ、女の子や子どもには程よいのだろうけどね。
■ひこにゃん音頭
天気が良かったこともあり、とても心地良く彦根城〜玄宮園を回遊することができた。またお城の南西にはキャッスルストリートなる城下町も展開しており、半日ほどゆったり観光できるスポット。彦根のお土産には「たねや」のバームクーヘンをお忘れなく。
◆国宝・彦根城築城400年祭公式サイト:イベントやひこにゃん情報