ロシア文学とは



罪と罰ドストエフスキー


 こういうのを見たからといって、『罪と罰』を読んだ風に気取るのもどうかと思うけど、まあとりあえずは知らないよりも、知っておくほうがいいかなと思うんだよね。少し前に、同じまんがで読破シリーズの『カラマーゾフの兄弟』を読んだけど、まあそれもおもしろかったし。


 てゆーか、このいわゆるロシア的な陰湿さというのは、文学として味わいがあるなって思ったんだよね。まあ、まんがを2冊読んだくらいでロシアの文学を語るのもどうかと思うけど、とにかく僕はきっかけは何だっていいと思ってるんだよ。このまんがによって僕がドストエフスキーやロシアに興味を持ったとすれば、ドストエフスキーにしてもロシア人にしても僕にしても喜ばしいことだと思うからね。で、これと同じことは企業広告にも言えるような気がするんだよ。テレビでもラジオでも新聞でもネットでもチラシでもメルマがでも何でもいいから、とにかくその存在を知ってもらうってことは、どっこい大事なことだからね。つまりさ、こういうことだよ。まんがだからチープだとか、原文で読んだからすばらしいとか関係ないんだ。とにかく、それに触れてみるということが大事なんだよ。まず最初の一歩としてはね。