4月の読書メーター


読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1472ページ

1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
展開にスピードとパワーがなく、同じような場所をうろうろぐるぐるしてるようなアンニュイさを感じた。もう1度最初からまとめて読まないと全体像がつかめない。そもそもこの舞台を「1984年」に設定する必要があったのかも疑問。春樹フリークだが、正直今のところ消化不良だったりする。ドラクエ7をやり終えたときのような感じ。
読了日:04月30日 著者:村上春樹
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)
【再読】『心臓を貫かれて』がひとつのモチーフとなっていることを感じた。血であり、否応なしに受け継がれていくもの、選択の余地なく定められているもの。薄毛の人たちのくだりも、このメタファーのはず。そして、汚されたり、損なわれたというのも、「血」のことではないかと思う。
読了日:04月17日 著者:村上 春樹
ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)
【再読】喪失とそれを受けての葛藤や苦悩と変化、がテーマだろうか。井戸の底をメタファーとするかのように、「不思議」の世界に堕落していく様が生々しく描かれている。
読了日:04月11日 著者:村上 春樹

読書メーター