漫画喫茶、デスノート、原始的でシンプルな環境


 デスノートのエンディング曲であった「マキシマムザホルモン」を聴いていたせか、無性にデスノートの原作を読みたくなって、朝起きるやいなや漫画喫茶に行くことにした。


 前の晩に調査したところによると、僕の家の近所には「まんがランド」という安易なネーミングの漫画喫茶があるようだ。しかも中野本店と中野新店の2つある。僕は朝10時から12時まで新店で、その後昼にラーメンを食い、その後本店で5時間。そして家に帰り、ご飯を炊き、炒めた卵2個と絡めたライスにレトルトカレーをかけ、平成教育委員会予備校を見ながら食したが、続きが気になったので再度新店の方に行き3時間。計10時間かけてデスノートのコミック全12巻のうち10巻まで読んだ。合間に週刊ベースボールの福留のインタビューと、Numberイチローのページを読んだのだが、1巻読むのに約1持間といったところだろうか。ノロマな僕にしては上出来だ。ストイックに活字を追うことに集中できたと思う。しかし時間に対してお金を払っているので、どうもケチくさい僕は「残り20分」などとなると、駆け足で読んでしまうので、イマイチ頭に入ってない部分もあるのだが。


 まあ、そんなこんなで丸1日、漫画喫茶で過ごしたことになるのだが、それはそれで悪くなかったように思う。てゆーかむしろ、とても充実した1日だったように思う。昔、ニートをやっていたときは、これと似たようなペースを図書館で過ごしていたわけだし、なんかそのときのことを思い出した。自分の家にいると、気が抜けて何もする気にならないし、職場にいるときもここまで集中してない。


 そう考えると、ネットに繋がる環境にいるといることは、僕にとってすごくマイナスに作用しているのかなと思ってみたりした。僕には机があってイスがあり、そして読みたい読み物があり、メモ用紙と鉛筆があるというそれだけの原始的でシンプルな環境がベストなのかな、そんな結論に落ち着かなくもない。あ、あと、僕1人っきりで。


 そういう意味でも、何か忘れかけていたものに気付いたいい1日だったように思う。


◆まんが喫茶・インターネットカフェ まんがとインターネットのことなら まんがランド