上半期→下半期


 じわじわとやってくることと、突然起こることがあって、まあ、癌と交通事故みたいなもんだろうけど、何かにつけて僕らはそういうものに振り回されながら、そしてそういうものに耐えながら、直面しながら生きていって、でもまあ、最終的には癌や交通事故のようなもので死んでいくのだろうけど、というか「死ぬ」というのは比喩的な意味でもあって、何かしらの結果というか、結果というのも大袈裟だから出来事くらいでいいかもしれないが、やはり癌であろうと交通事故であろうとつらいことには変わりないし、何にしたところでパニックにはなるし、気持ちの整理がつくまでには時間がかかってしまうのだが、それらをどう消化するかによっては、いい区切りとかきっかけになってくれるのかもしれないと考えるしかないのかもしれない。


 2006年は、僕にとって果てしなく長く感じたけど、2007年はとてつもなく早く過ぎ去っているような気がする。多分、ここから先はもっと時間が早く感じるのだと思う。