ゲバラ氏


◆映画『CHEチェ 28歳の革命 | 39歳 別れの手紙』公式サイト


 「チェ 28歳の革命」を観に行ってきたんだよ。かなり楽しみにして観に行ったのだが、前半のほとんどは寝てたし、後半も「もういい加減終わってもいいんじゃねーかなー」なんて思いながら観てたね。つまり正直に言わせてもらうとだね、退屈だったってことだよ。


 でね、その原因を解明してみようと思うのだが、多分僕がキューバ革命に対して多少の興味はあれど、ほとんど知識がなかったってことが挙げられると思うんだよね、まず。そもそも何故こいつらは戦っているのかとか、何に対して抵抗しているのかとか、その手のバックボーンをよく知らなかったってことだよ。しかも登場人物の中に「フィデル」というの男が出てくるのだが、最後までこの「フィデル」がカストロのことだってわかんなかったからね。これじゃ、まったく話を理解できないよね。まいったよ。


 そんでね、この映画のメイン言語がスペイン語であるってのも僕を退屈にさせた大きな要因だと思うね。スペイン語と僕の相性はよくないっぽいんだよ。たとえばね、少し前に深夜12時から2時間半「ヒトラー最期の12日間」って映画をBSで観てたけど、そのときは特に眠くはならなかったんだ。もちろんそれはドイツ語の映画だったんだけど、へっちゃらだったってわけさ。だから、スペイン語は僕に睡魔をもたらすってことがわかったね、今回の経験を経てね。


 確か明日くらいから、「チェ」の続編がスタートするけど、多分、観に行かないだろうね。だってまた眠くなるような気がするからだよ。スペイン語は僕を眠りにいざなうんだよ。それにチケットを買うとき「チェ、で」って言うのもちょっと恥ずかしいからね。