1月の読書メーター


1月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:731ページ

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
ドラッガー3:小説7くらいの構成比率。もう少しドラッガー論を展開してくれても良かったような気がするが、少し前に流行った「漫画で読む有名小説」みたいな切り口と考えれば、とてもわかりやすい良本。続編やアマチュアバンドのマネージャー編などが出てもおもしろいかも。
読了日:01月27日 著者:岩崎 夏海
砂の女 (新潮文庫)砂の女 (新潮文庫)
【再読】仕掛けた罠を《希望》と名付けた――。つまり、ある者にとっての希望は、別のある者にとっての、罠。曖昧な誘惑に目がくらんでしまい、砂の中に閉じ込められてしまわないように。
読了日:01月17日 著者:安部 公房
人間そっくり (新潮文庫)人間そっくり (新潮文庫)
【再読】「何をもってして気が狂っていると言えるのか?」を考えさせられる。ただ一昔前はSFと言えたのかもしれないけど、今となっては、こんな感じで精神を病んでいる人って、普通にそのへんにいて、いろいろ奇妙な事件や事故を起こしてるのではないかと思う。例えば自分が住んでるマンションの上の階の人がマトモな人とは言い切れないように、21世紀的には決してこれは火星人の話ではなく、「人間そのもの」が繰り広げる、地球人による地球人の話で成り立つような気がする。
読了日:01月05日 著者:安部 公房

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