選挙に関して


 僕は別に選挙に対して絶対的に無関心ってわけじゃないけど、立候補してる人達のうち誰がどうしたいのか、AさんとBさんはどう違うのか、Cさんに投票したとき僕らはどう変わるのか、などなど、まったく伝わってこなくて、把握できていなんだよね。毎度毎度ね。だから投票で誰かを選べと言われてもとても困るんだよ。もちろん僕自身にも知ろうとしないって原因があることは認めるけどさ。まあつまりは選挙には行ってないってことだけどね。


 てゆーかさ、みんなは選挙に行く際に、どういう基準で判断してるのだろうか。確固たる推薦者がいるのだろうか。もしくは消去法でも、まあコイツが一番マシかな、って人がいるんだろうか。そういう応援したい人や党があって選挙に行ってるんだろうか。それとも、何となくの流れで知り合いと同じ人とか投票してるのだろうか。選挙の度に疑問に思うんだよ。


 まあ僕がこんなだから、僕のまわりでは選挙の話なんてまったくなかったわけだけど、Twitterを見てると、けっこうみんな「選挙に行こう」とか「投票なう」とか「投票だん」とかつぶやいてて、ああ、選挙行ってる奴多いんだな、みんな政治のこととかちゃんと考えてるんだなって思い知ったんだよね。



 投票会場に行って白紙を入れてくるのもひとつの意思表示かもしれないけど、別にそこまでアナーキーでもないんだよ。だから、会場にすら行かないんだよ。あとはね、知り合いに頼まれたからって、よくわかんないけどその誰かに投票するってのも厭なんだよね。だって、そうなると僕の権利を誰かが行使していることになるんじゃないのかなと思って、シャクなんだよ。


 こういうのを総じて無関心とか無気力っていうのかもしれないけど、それでも選挙には行くべきなんだろうか。そんな意見のない薄っぺらい1票で何かが変わるのだろうか。もしくは僕みたいな人間がいて投票率が上がってないことを候補者が真摯に受け止めた方が、もっと核心的な何かが変わるんじゃないかとも思うんだよね。どうなんだろ。てゆーか、選挙に行かないことってそんなに大逸れたことなのか。相撲や野球のように、旧態依然としている「政治」という体制側に原因はないのか。何かの賞でも「該当者なし」ってのがあるように、僕にとっての選挙も、ずっと「該当者なし」なんだよね。悪いけど、候補者の声ってのは僕には届いてないんだ。少なくともね。


 と、ここまで書いてみて、ひとつだけ強く納得できた見方があったんだよ。若い人(まあ僕だってまだM1層だぞ)の投票率が上がれば、当然その年代別投票率データは議員さんの目にも止まるわかだから、のちの政策にも反映されるだろうって意見があったんだ。確かに、例え自分が投票したいという候補者がいなくても、票を投じることで数字は残り、力を持った人間に伝わる。「33歳男性」という有権者が存在し、その意思次第でアナタ達の未来を決めることができるんですよ、というプレッシャーをデータとして議員さんに投げかけることができると。なるほど。このロジックが正しいのであれば、選挙に行く大きな意味は感じられるな。まあ、もう20時まわってるんだけどね。

◆@s_hakaseTwitter


選挙20時まで。俺の一票じゃ世の中変わらないよ→結果。投票行動の分析→文句は言っても若い奴は選挙に行かない→結局若い奴には配慮しない政策へ→選挙に行くだけ(投票率上がるだけ)でも世の中変わってくるんだよ。