11月の読書メーター


11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1873ページ
ナイス数:7ナイス

采配采配
監督を退いた今読むと哀愁と深みを感じ、この達観した視野と考え方には、学ぶべきポイントが多々ある。特に「ルールで決められたことは、どんな理由があっても守らなければいけない」という哲学に、落合の選手として、そして監督としての強さの理由を見つけたように思う。すべての事柄をビジネスに喩えている部分はいささか蛇足な気もするが、最後の「言葉」に、ロマンチストな一面も見受けられた。
読了日:11月30日 著者:落合博満
分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(下) (講談社文庫)分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(下) (講談社文庫)
前作に違わぬ展開だったと思うがイマイチ感情移入できなかった。登場人物のキャラクターを忘れてしまったせいなのか、電子書籍で読んだせいなのか、期待度が高かったせいなのか…。でもアニメや映画で観たい気がする。
読了日:11月29日 著者:京極 夏彦
分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(上) (講談社文庫)分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(上) (講談社文庫)
前作から繋がっている物語のようで、要所々々忘れているためピンとこない部分があった。ただ、後半、ストーリーが展開していく疾走感はさすが。下巻に期待。
読了日:11月16日 著者:京極 夏彦
荒ぶるをつかめ! 早稲田ラグビー主将たちの苦闘荒ぶるをつかめ! 早稲田ラグビー主将たちの苦闘
歴代の学生チームの主将にスポットを当てている構成で、とてものめり込むことができた。限られた時間内での成長や、チームメイト・首脳陣とのめぐり合わせ、控え選手との溝など、学生スポーツならではの葛藤がリアルに伝わってきた。とはいえ、ワセダ・ファン限定かな。
読了日:11月02日 著者:林 健太郎
監督論~日本シリーズを制した25人の名将~監督論~日本シリーズを制した25人の名将~
「自分」という確固たる軸を持ちながらも、時代やトレンドに合わせた采配術を持つ人が優勝監督になれるということだろうか。ただ、最近では監督業も「雇われ」色が強く、ビジネス上の駒のような位置づけなので、ここで紹介されているような古い時代の無骨な武士のような監督は登場しないんだろうな。
読了日:11月02日 著者:永谷 脩

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
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