12月の読書メーター


12月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1587ページ
ナイス数:16ナイス

ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)
なんとなく終了。自分には少し高度過ぎて、話に入り込めなかった…。
読了日:12月21日 著者:立花 隆・佐藤 優
アンダーグラウンド (講談社文庫)アンダーグラウンド (講談社文庫)
【再読】インタビュイーの方々の、どこで生まれどんな環境で育ったかというバックボーンは多種多様で、様々な人生というものの面白みを感じた。しかしサリンという「ねじれ」を受けた結果、不都合さで画一された人生に至ってしまった印象を受ける。人間味が消されてしまったことに心苦しさを感じた。
読了日:12月21日 著者:村上 春樹
オークション理論の基礎―ゲーム理論と情報科学の先端領域オークション理論の基礎―ゲーム理論と情報科学の先端領域
上司に薦められたのだが、冒頭の「ゲームの理論」あたりでお腹いっぱいになり、オークション理論に入った頃には集中力がなくなっていた。未読のまま本棚に…。
読了日:12月16日 著者:横尾 真
約束された場所で―underground 2 (文春文庫)約束された場所で―underground 2 (文春文庫)
【再読】ピングドラムより興味が甦り再読。ここに登場する人物は皆、ピュアで一途であることが強く印象に残った。むしろ親近感すら感じたくらいだ。この登場人物のように世間に馴染めない人間というのは、この事件から15年以上経った今でも多く存在するが、宗教団体のような形でのリアルの世界での繋がりや活動を求める風潮はもうなくなっている。つまりスポイルされたりドロップアウトした人間に必要不可欠な「受け皿」がなくなったわけだ。オウムという集団は「人」と「時代」の影の部分が絶好のタイミングで咬み合って生まれたものなんだろう。
読了日:12月04日 著者:村上 春樹

2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター