栄冠ナイン(2008〜2011年)
今回も、石川県、泉野高校でゲームスタート。大島監督就任初年度の2008年は、夏の県大会で2勝するも準々決勝で珠洲義塾に敗退。続く2009年は1勝もでなかったが、2010年には就任年に1年生として入学してきた、石川のナイスガイ原投手が見事プロ入り(広島)。泉野高校初のプロ選手の誕生だ。
そしてやってきた2011年夏。平山キャプテンのサヨナラタイムリーで、見事甲子園進出を決める!
1塁ベース上でガッツポーズのキャプテンに駆け寄る泉野ナイン。
歓喜爆発の泉野ナイン。
甲子園初戦は、山口県代表の周南高校に3対2で勝利。その後も初出場ながら、並居る強豪に競り勝ち、ミラクルの快進撃。
甲子園での校歌は感極まるものがある。
初出場で甲子園決勝まで進出。石川県勢としては1995年、山本省吾(現オリックス ※リアル)投手率いる星稜高校以来の決勝戦だ。
しかし決勝では長野県代表、信濃実業に0対3で惜敗。またしても石川の地に深紅の優勝旗を持ち帰ることはできなかった。
この2011年の泉野高校は通算13勝3敗。初の黄金チームとして、アレンジチームにメモリー。また、石川の若大将平山内野手(のちに西武)、石川のナイスガイ三浦投手(のちに西武)、石川の計算機竹元外野手(のちに中日)、石川のナイスガイ森外野手(のちに広島)らがプロ入り。はたしてこの先、この年を超えるチームがを育成できるのだろうか。
ワンポイントメモ:3塁ランナーの走力がないとスクイズが決まらない