Sleep Cycleを使ってみた


 随分昔からあるアプリなんだけど、「Sleep Cycle」ってのを買ってみて、試してみたんだ。心地良い寝起きを支援してくれるアプリってやつだよ。正直、前々から気にはなっていたんだけど115円するっていう有料アプリだってことで、見送ってたわけさ。でも、わりかし評判が良かったってことと、もう大人なのに115円くらいでケチケチしててもしょうがないな、と思ったから買ってみたんだ。



 でまあ、アプリのセッティングは全面英語なわけだけど、英語の文章は読めなくても、言わんとしてることはわかるから、君でも問題なく使いこなせると思うよ。だいたい君は日本語の文章だってろくすっぽ理解できてないだろうけど、別段苦労せずに生活できてるだろ。ある程度の単語がわかれば、言わんとしてることくらいわかるんだよ。


 このアプリの仕組を簡単に説明しとくよ。人って眠りが浅くなると、寝てても動き出すみたいなんだ。つまり、寝返りをうったり、寝相が悪くなる時間は眠りが浅いってことなんだよ。で、その浅い眠りになったタイミングを見計らって、アラームが鳴るって仕掛けなんだよ。シンプルだけど説得力あるだろ。


 んで、秀逸なのは、アラームの設定時間が2つあるってことだね。一つは「どんなに遅くてもこの時間までにはアラームが鳴るって時間」。これは、君が今持ってる目覚まし時計とほぼ同じ役割。ともう一つは「アラームが鳴るスタンバイをはじめる時間」。これは、眠りが浅くなってきたな、と判断しはじめる時間で、事実上、アラームが鳴る可能性がある時間ってことかな。まあ、新しい概念かもしれないけど、1回使ってみればすぐわかるよ。んで、この2つの時間内で眠りの浅くなったタイミングを見計らってアラームが鳴り出すわけさ。旧来の目覚まし時計は、機械的に決められた時間になったからジリジリわめくわけだから、そのときに眠りが浅いか、ぐっすり寝てるかは、まったくの運によりけりなわけなんだよね。結果、寝起きが良いか悪いってのも、その時々なわけさ。でもこの「Sleep Cycle」は、その日の眠り(といっても、正確には寝相なんだろうけど)の具合により、起こしてくれる空気を読んでくれて、そのおかげで快適な目覚めが演出されるんだろうね。まるで夢のようなアプリだよね。



 でね、問題はね、僕の場合、1つのベッドに2人寝てるってことだよ。だから、なんとなく、ベッドの真ん中にセットして寝てたわけだけど、特に違和感なく目覚めることができたね。多分、隣にいる人間の寝相なんかは少なからず影響し合ってるのかな。「どちらかの眠りが浅くなる→寝相が悪くなる→Sleep Cycleが感知する→隣でモソモソしてる影響を受けて、相手方の眠りも浅くなる→Sleep Cycleが感知する→アラーム」てな具合にね。んで、この段階で気づいたんだけど、よくよくアプリの説明を読んでみると、ベッドに2人寝る場合は、どちらかの隅っこにセットするように書かれているんだよね。まあ、この辺が、きちんと説明文を読んでいない限界でもあるんだけどね。



 で、まだ2回しか使ってないだけど、何回か使ううちにその人の眠りの習性を学習していって、より精度が高まるみたいだね。なかなかオススメのアプリだと思うよ。マジで。


◆Sleep Cycle alarm clockiTunes App Store