自分ルールと貧乏人


 何となく最近思ってたことなんだけど、いわゆる「成功してる人」ってのは、「自分ルール」ってのをしっかり持ってる人だなってね。自分ルールっていうか、こだわりっていうか、まあリーダー系の書籍っぽくいうなら「ブレない」部分だね。「こうする」と決めたら、やり通す粘り強さ。


 例えば「メモの仕方」ひとつにしたって、何らかルールを決めて、それにさえ従ってメモをとり続ければ必ず実用的な成果は出るはずなんだよね。こういうちょっとしたことを成し遂げることの積み重ねが成功するしないの別れ道だと思うんだ。で、途中、無駄や不都合な点は必ずでてくるから、その都度修正したりアレンジして、新たな自分ルールを設けていくことがキモなんだろうね。自分のやり方を開発するってひらめきが重要なんだよ。ところが、「あーなんか不便だな……」「不便だとわかってるけど、どうすりゃいいのかわかんね」と、たしいて頭を使うことなく投げちゃうと、何事も成し遂げられない、続けられないってことになるんだよね。んで、ペンは色分けするべしとか、スペースは1日1ページとか、そういった他人のアドバイスに流されて、自分ルールに迷いが生じるってのが一番良くないんだよね。別に何だっていいから自分の決めたルールを貫き通し、また貫き通すための新ルールを次から次へと生み出していく根気が重要なんだろうなと。自分ルールが必要だと判断する能力、自分ルールを決める能力、自分ルールを修正する能力、自分ルールを続ける能力、イレギュラー事項を自分ルールの中に引きずり込んで処理する能力、様々な自分ルールを管理し忘れない能力、が大事。



 でね、逆説的なんだけど、下のエントリを見て、「自分ルール」って大事だなって思ったんだよ。つまりさ、いわゆる貧乏人ってのは、自分ルールってものを決めずに生きている人なんだろうなって思っちゃったんだよ。


 だからね、君も朝起きて最初にすることから、歯磨きの順序、メモの取り方、コーヒーに入れるブロックシュガーの数、メールチェックの手順までたくさんの自分ルールを設けて、それに律儀に従う生活をすべきだと思うね。イチローがバッターボックスに入るときにいつも同じことをやってるのと一緒だよ。そういうのがプロってものの流儀だと思ったね。

◆貧乏人に大量に触れて初めて気づいた8の共通点

貧乏人たちの共通点

  • 貧乏人は他人に厳しい
  • 貧乏人は無駄遣いをする
  • 貧乏人はお金を使わない
  • 貧乏人は周りを大切にしない
  • 貧乏人は勉強しない
  • 貧乏人は聴くより語る
  • 貧乏人は挑戦しない
  • 貧乏人は短期的にポジティブ、長期的にネガティブである


※項目のみ抜粋